2016年 12月 03日
5日の月曜から「くるみあんこトースト」と黒糖くずほうじ茶焼餅ぜんざい、略して「焼餅ぜんざい」を始めます。 「あいろく」の喫茶。エアコンを設置していないため夏は灼熱、冬は極寒・・・。 そして建物は築80年以上の木造隙間だらけ。 冬は隙間風で暖簾代わりに提げている蚊帳がはためくほど・・・。 過去には2度もその隙間から猫が床下に侵入。そして子猫が産み落とされ母猫は育児放棄・・・。ということも。 そんな店内で夏は「アイスクリン」と「珈琲ゼリー」がおかげさまで定番商品として活躍してくれてましたが、冬に対応できる甘いものがありませんでした。 「ぜんざい」ができたらなぁ・・・。常に考えておりましたが「もの」にはならず去年も断念・・・。 原因は楽をしようとしていたから・・・。 僕は「市販のあんこで即席ぜんざいができれば」としか考えておりませんでした。 しかし市販品は甘さが強い。これをぜんざいにするとその甘さでカァーッっと喉が熱くなります。 やはり楽をしてはいけませんね。営業時間外の手間は手間と思わないようにしよう。と「粒あん」を自分でつくることにしました。 すると甘さは自分で調節できるので、それなりに仕上がりました。(玄人から見れば鼻で笑いたくなるくらいの出来でしょうが・・・。) これを使い「ぜんざい」と「あんこトースト」を喫茶メニューに加えることとなりました。 「あんこトースト」には炒った胡桃を混ぜて「くるみあんトースト」に。 胡桃を加えることで食感と香ばしさが増し、貧乏人らしく敢えて貧乏臭いことを言えば「あんこ」のカサも増して良かったです。 「ぜんざい」はこの粒あんと共に「吉野本葛粉」「100%純黒糖粉」を手鍋にかける「即席ぜんざい」です。(ひとつまみ塩も加えます) 具は自家焙煎ほうじ茶葉を練りこんだ「ほうじ茶焼餅(あんこなし)」を放り込みます。 したがって黒糖くずほうじ茶焼餅ぜんざい。略して「焼餅ぜんざい」です。 そしてもう一つ忘れていた課題が浮かび上がります・・・。 これを供する際の「箸」または「匙」がありません。 木工作品で良いものを使おうと思えば5本ほど購入すれば1~2万円はすることでしょう。 そして僕は慢性的な金欠・・・。 そこで「ふと」思い出したのがご近所の生パスタのお店「けやきや」さんから以前いただいた煤竹。 これを割いて削って「お箸」を作ろう。 そう思い立ち昨日、切れ味が悪い彫刻刀でせっせと削りました。おかげで腕が筋肉痛・・・。 かなり不細工ですが3組仕上がりました。 「あいろく」にはこれくらいが調度良い。分相応ですね。 月曜から「くるみあんトースト」「焼餅ぜんざい」もよろしくお願いいたします。
by airoku-fukusuke
| 2016-12-03 08:58
| 喫茶
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