2015年 08月 15日

はなたれ子ぞう 


はなたれ子ぞう。(昭和32年度 卒業記念文集より)


昭和32年度の卒業生(12歳)ということは、終戦の年にお生まれの方々の文集です。


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その中から「はなたれ子ぞう」という作文をご紹介。

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次ページにつづく。

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この方の小学校一番の思い出が「鼻を垂らしていた事」だとしたら、たいそうボンクラ小僧だったのかな。

と思いきや、人生で本を2冊しか読んだことのない、文章力の欠けらもない僕から見ると、

とても上手な文章に思います。


文章の組み立て方や表現など。

特に、止めどなく垂れてくる「鼻水」のことを「うどん」に喩えているあたりや、

今となっては耳にする事が無くなった「ちりし」。

服の袖がピカピカになり、新しい服みたいになる。

などの表現が、個人的には癒されます。



今時はもう、こんな「はなたれ小ぞう」はいないと思います。

僕が子供のころはどうだったか・・・。考えたところ、かろうじて一人いた事を思い出しました。


30年程前、小3~4年時の「ヨネ」というあだ名の同級生。

この「ヨネ」は、とにかく毎日、毎日惜しみなく鼻を垂らしてました。

偶然ですが、珍しく「ヨネ」が「垂らしてない」日があり、ほんとに偶然ですがその日、

台風だったかは記憶が定かではありませんが、大雨が降りました。

その日から「ヨネ」が「垂らしてない」日は天気が荒れる。

と、「ヨネの鼻水予報」がクラス内に生まれました。



今回の「ヨネ」や、先日の「算数ノート」を紹介した時に書いた「起定先生のスジヒキ」など、

僕は「魂を売り」、ブログを始めましたが、これを始めた事で、

そして「古道具」を通してこのブログを書く事で、

こんな忘れていた昔の記憶を掘り起こす事ができてます。←これはなかなか心癒されます。
         ↑
(人によって、特に戦時中の「物」などは嫌な記憶を蘇えらせてしまう事もあると思いますが・・・)

「古道具」にはこんな効力もあるのだな。と改めて感じます。




















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# by airoku-fukusuke | 2015-08-15 08:57 | 昭和レトロ | Comments(0)
2015年 08月 14日

ガラスの小皿


ガラスの小皿2種(共に昭和初期。径10.5cm)。


昨日と同様に、この「ガラス小皿」も紹介を忘れてました。先月入荷のものです。


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昨日、再び紹介しました「純プリン」をのせていたお皿がこれ↓。

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夏場は「くずもち」にも使ってます。

これに「くずもち」。先日紹介しました「剣先コップ」に「冷たい焙茶」。

このセットはなかなか涼しげでした。


この写真で見るよりも、実際手にとって見た方が綺麗ですよ。

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# by airoku-fukusuke | 2015-08-14 07:53 | 古道具 | Comments(0)
2015年 08月 13日

あいすくりん と 純プリン


あいすくりんと純プリン。


そういえば、すっかり報告を忘れてましたが、先月18日に美容室「RICE」で出張喫茶をさせていただきました。

「RICE」にご来店下さったお客様に、一番喜んでいただいたのが「純プリン」でした。

「感動的に美味しかった!」などのお褒めのお言葉をいただき、逆にとても嬉しい思いをさせていただきました。

「RICE」のお客様本当にありがとうございました。




そして昨日、耶馬渓在住の「T倉夫妻」がご来店。

「珈琲ゼリー」を注文いただき、ゼリーの上に乗せてある「あいすくりん」をとても気に入ってくれ、

「あいすくりん」を追加注文までしていただきました。

「これ、もっと前面に出した方がいいよ!」と、ベタ褒めしてもらい、これまた嬉しい思いでした。

T倉夫妻ありがとう!


この「あいすくりん」は水巻の「T田」さんや、最近ご近所になった「けやきや」さんにも気に入っていただき、

おかげで、少しずつ自信がついてきました。過信しないよう気をつけます。



そこでこの2つを再びご紹介させてください。

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「純プリン」はレシピはもう安定してますが、シンプルなだけに難しく、毎回微妙に

違う仕上がりになってしまいますので、そこはご了承くださいませ。


「あいすくりん」は(卵黄、牛乳、生クリーム、塩)で作った簡素な味。

現在も少しずつ改良、変化中です。

昨日「T倉」夫妻にお出しした、今週作った最新版はこれまでで最も良くできたように思います。


生クリームも入ってますし、本来の「あいすくりん」の定義からは外れる物かもしれませんが、

雰囲気で「あいすくりん」と名を付けてます。これもご了承くださいませ。


長々と宣伝。申し訳ありませんでした。




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# by airoku-fukusuke | 2015-08-13 08:19 | 喫茶 | Comments(0)
2015年 08月 12日

白磁の蓋もの


白磁の蓋ものいろいろ。


以前紹介しました「ヤマト糊瓶」もそうですが、簡素な形の蓋ものは大好物。

そこで今回は「やきもの」の「蓋もの」です。



これは医療関係の物。(高8.5cm。直径8.5cm)

大きさからして、脱脂綿などを入れていたものでしょうか。定かではありません。

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これは糊容器。(高さ3.8cm。直径5.5cm。)   サクラ糊と貼ってあります。

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これはおそらく軟膏の容器。(高さ1.5cm。直径5.5cm。)

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どれも昭和20~30年代のもの。

現在はこの類のものはプラスチック容器ですが、当時はガラスかやきもの。今見ると贅沢にも思えます。

現にこうやって、お店で売られている時代なので。

当時の人々から見たら信じられない事でしょうね。




それを踏まえてみると、50~60年後には現在のプラスチック容器なんかも、このような感覚で

見られる日が来るのでしょうか?


だからと言って、今のプラスチック容器を捨てずに保管しておく気にはなれませんが。








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# by airoku-fukusuke | 2015-08-12 08:25 | 古道具 | Comments(0)
2015年 08月 11日

剣先コップ


剣先(けんさき)コップ。


剣のような面取りをされていることから剣先コップと呼ばれる形です。


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古いガラスコップには型に吹き付ける「型吹きガラス」と型にプレスする「型ガラス」がありますが、

上の2つは「型吹き」。なかなか見かける事も少なくなったように思います。


そのスタイルはイギリスのものを真似て、明治に国産が誕生したとのこと。

当時の大量生産品で、戦後の屋台で焼酎などに使われていたそう。

現在でいう「百均商品」のように使われていたのでしょうか。




少しずつ集めてきましたが、現在手元には十数個残っていて、本来ならお酒でも提供したら格好良いのですが、

「あいろく」では主に、お冷グラスとしてお客様に触れていただいております。



このコップで、「単なるお冷を飲む」という優越感に浸っていただければ嬉しいです。



忘れもしない13年前、とても美しい水色をした、とても珍しい「剣先コップ」を京都で購入しました。

嬉しかった僕は棚に収納せず、部屋に飾り、手に取ってはニンマリしていたところ、

当時実家で飼っていた猫(少しだけボケ始めていた猫)が、事もあろうか

それを目がけて頭からダイブ。木端微塵でした・・・。


悲しかったですが、可愛いので許しました。













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# by airoku-fukusuke | 2015-08-11 08:53 | 古道具 | Comments(0)
2015年 08月 10日

古い習字2


古い習字(昭和12年)。

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以前、梅雨明け時に紹介した習字「梅雨空田うゑ」。

そして今回。共に「坂田友三郎さん」という方の書ですが、

僕自身はこの坂田さんとは全く面識がありません。


先週、たまたまお客様としてご来店されたご夫婦から「坂田さんとお知り合いですか?

私たち友三郎さんの知り合いなんです。仲人をしてまらいました。」

と、まさか知人の方が偶然来られるとは!思いもよらぬ言葉にビックリ仰天でした。


そしてそのご夫婦もまさか若かりしころの友三郎さんの習字や作文がこんな所に!

と、お互い驚いた。という出来事がありました。



お店お通して、そして「古道具」を通して、大小ありますが、驚くような出会いはたまにあります。

その中でも、今回は「大」の方だと思います。


古い物にはこういう力もあるのだなー。と、しみじみ感じます。


「あいろく」には他にも、僕自身面識がない方の「古道具」が多々あります。

またこういう出会いがあれば良いな。と願っております。







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# by airoku-fukusuke | 2015-08-10 09:32 | 古道具 | Comments(0)
2015年 08月 09日

ぞうの花子さん(寫眞週報より)


写真週報(寫眞週報)より、ぞうの花子さん。


まず「ぞうの花子さん」と聞いてピンとくる方も多いと思います。

花子さんはあの有名な絵本「かわいそうなぞう」に登場する三頭の象、ジョン、トンキー、ワンリー、

の中のワンリーの事です。


「かわいそうなぞう」は、上野動物園の象が戦時猛獣処分を受けた実話を元にしたお話です。

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そして「寫眞週報」とは、1938年(昭和13年)2月~1945年(昭和20年)7月まで

内閣情報部より刊行された戦時下の国民生活を写真によって特集した雑誌。

この誌面に登場する戦時下の日本人の姿は現在では貴重な歴史の証言記録となっています。

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それをふまえて本日の本題です。

上の写真の「寫眞週報」昭和16年5月28日 第170号に「動物園のお医者様」という特集記事が数ページ掲載

されています。

これは獣医師さんが上野動物園の動物たちを診てまわる。というもの。



その中になんとぞうのワンリー(花子さん)の姿が。

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この花子さんの幸せそうな表情、丸々太った元気な姿。


「かわいそうなぞう」を読んだことがある方には(少しは)共感していただけると思うのですが、

この誌面が刊行されてから数年後に、絵本に描かれていた、あのような出来事があったのだ。と思うと

感慨深いものがあります。



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# by airoku-fukusuke | 2015-08-09 08:20 | 古道具 | Comments(0)
2015年 08月 08日

綿蚊帳 


綿蚊帳。

新入荷です。読んで字の如く綿の蚊帳です。


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僕の大好きな「繕い」もあります。


綿だけあって、麻の蚊帳よりも厚手です。なので麻蚊帳に比べ、透け感はないです。

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ちなみに下の写真は麻蚊帳。

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「あいろく」の店内は土間と畳部分に分かれてはいるものの、壁や戸などの仕切りがなく、

何もないと、「のっぺり」としたひとつながりの空間になってしまいます。


そこでこの「蚊帳」が開業当初から大活躍してくれています。

上の写真のように、この薄い「蚊帳」を一枚ぶら下げるだけで、畳と土間の空間を上手く「間仕切り」してくれてます。

格好よく言うと「結界」というのでしょうか。


現在も店内では数枚の「蚊帳」が活躍中で、とても重宝。

「あいろく」には珍しい「無用」ではなく、一般的な目線で見ても「用」のある一品だと思います。










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# by airoku-fukusuke | 2015-08-08 08:20 | 古道具 | Comments(0)
2015年 08月 06日

「元」はんこ


「元」はんこ。(縦9cm)

元々、僕がけしごむはんこを彫るキッカケは「はだしのゲン」が彫りたい!というお思いから始まりました。

前回も記載しましたが、簡単な数字などは、なかなか彫れませんでした。

そしてすぐに挫折しようとしたのですが、最後の悪あがきに、と「元」を彫ってみたところ、

これが、なかなか上手く彫れたもので(今思えば上手く彫れたつもり)、そこから現在に至ります。



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使い込み過ぎて汚れてますが、これは「はだしのゲン」の中で最も好きな場面です。

この「元」の表情にいろいろな事に対する「喜怒哀楽」というのか、

とにかくすべての感情が集約されているように見えます。


僕なんかが、いろいろ語っても失礼にあたると思うので、これくらいにしておきます。



もとの絵はこれです。

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ちなみに当時「上手く彫れた」と思い込んでいた初めて彫った「元」がこれです。

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これで上手く彫れたつもりでいた自分が恥ずかしい・・・。










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# by airoku-fukusuke | 2015-08-06 09:03 | けしごむはんこ | Comments(0)
2015年 08月 04日

大黒様


木彫りの大黒様(江戸期)。


熊本の民家から出たものらしいです。なので、おそらく一般の素人が彫ったものと思われます。


これを仕入れて5年半が経ちますが、それ以来、現在まで僕の中では「あいろく」の中心的存在でした。


が、とうとうお嫁入りとなり、昨日発送が完了してしまいました。

なので「あいろく」にはもう居りません。

これが商売なので、とても良い事なのですが、淋しいですね・・・。

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右肩下がりの感じが哀愁を漂わせてます。

囲炉裏のそばに置かれていたのでしょうか。煤だらけで、それが良い味わいになっています。


正面から見ると、ロス五輪のカールルイスばりの角刈りに見えるでしょうが、それは違います。



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頭頂部に臍があるので、おそらく帽子を組み合わせた物と思います。

木のコブの部分を彫ったのでしょう。中には空洞もあります。

この不完全さが良いですね。



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そして個人的に最も好きな点は、この何とも言えない困ったような優しい顔。



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嫁ぎ先で大切にされる事を願っております。














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# by airoku-fukusuke | 2015-08-04 08:18 | 古道具 | Comments(0)
2015年 08月 01日

襤褸と堅手碗


襤褸(らんる=ボロ布)と堅手碗。


かつての日常生活の中で、無作為に繕われた美しい造形です。

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「あいろく」では喫茶道具に見立てて使用されています。

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器は朝鮮、李朝前期の堅手碗。(口径10.5cm)

小ぶりですが「抹茶」「ほうじ茶」「くずもち」大活躍中です。


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# by airoku-fukusuke | 2015-08-01 08:02 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 31日

8月のお休み(予定)


8月2日(日)は仕入れのため休みます。←これは決定。

8月23日(日)は仕入れのため休む予定です。



また定休日の予定変更、追加がある場合は前日までにお知らせ致します。

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# by airoku-fukusuke | 2015-07-31 07:52 | 業務案内 | Comments(0)
2015年 07月 30日

あいろく版「琥珀の女王」



あいろく版「琥珀の女王」。

喫茶店好きの方はご存じの方も多いと思いますが、

「琥珀の女王」とは、甘さを付けたアイス珈琲とクリームがグラスの中で綺麗に2層になったデザート珈琲のこと。


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(上の写真はクリームの量が通常より2~3割多めです。1年ぶりに作ったため分量を間違えてしまいました。)


これは昨年「あいろく」で試しにメニューに加えてみたところ、お客様からそこそこ良い反応をいただきました。

お客様から「今年もやって欲しい」という、嬉しい要望もいただきましたが、(2人だけですが・・・)今年は個人的に

「あいすくりん」を推したいので、メニュー表示は致しません。裏メニュー的にやろうと思います。



あと、なぜ「あいろく版」なのか?はここでは省略します。

興味をお持ちの方はご来店の際にお気軽にお尋ねください。


今回の器 : 昭和中頃のシャンパングラス(佐々木硝子製。←明治35年創業の老舗硝子会社)









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# by airoku-fukusuke | 2015-07-30 08:44 | 喫茶 | Comments(0)
2015年 07月 29日

古い習字


古い習字(昭和10年)。

昭和10年当時の3年生の書。現在でいうと中学一年くらいでしょうか。達筆です。


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九州北部もようやく梅雨明けしそうなので、この書も来年まで見おさめです。

何か夏っぽい書に貼り替えようと思います。







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# by airoku-fukusuke | 2015-07-29 08:00 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 28日

素焼きの祭器?


これは祭器でしょうか?産地、時代もさっぱり不明です。(直径26cm 、 高さ10.5cm)
(祭器とは普段使いでなく、冠婚葬祭に使うセレモニー用の器)


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遠目だと「木」にも見えるのですが、やきものです。

「くずもち」の単品注文をいただいた際に、使おうと思い入荷しました。

しかし、まだその機会に恵まれないので、何の気なしに釣銭トレイに見立ててみたところ、

意外にもお客様から良い反応をいただくので、このまま釣銭トレイに成り下がる可能性大です。


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# by airoku-fukusuke | 2015-07-28 07:46 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 27日

けしごむはんこ


時が経つのは早いもので、僕が暇つぶしに「けしごむはんこ」を彫り始めて、もう9年になります。

簡単な数字や文字などはよく彫れないのですが、

不思議なもので、自分の好きな絵柄だと何となく彫れてしまいます。

その好きな絵柄の中から一つ。




佐藤プロダクション版「墓場鬼太郎」より。

鬼太郎の両親。

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ちょっとインクが滲んでしまってますが、

個人的には、父親の首元と指先の影の部分が良く彫れたかな、と気に入っています。



ここ数年、特に昨年秋くらいから、今更ですが水木しげるさんのことが好きになってしまいました。

そして水木さんの過去の戦記物を読みたい。と思っていた所に、これを見つけました。




月刊漫画ガロ(1968年5月号)。

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これに水木さんの戦記物の一つ「白い旗」が掲載されていたので、即入荷。

さすがに読み応えがあり、もっと読んでみたくなります。



興味があるかたはご来店の際、どうぞご覧ください。










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# by airoku-fukusuke | 2015-07-27 08:09 | けしごむはんこ | Comments(0)
2015年 07月 26日

古い新聞


九州毎日新聞(昭和2年12月10日 土曜日)。

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この中にこんな記事がありました。

「振られて怒る馬鹿男、放火未遂で御用」

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娼婦に振られた男が癇癪をおこし、火鉢を蹴り上げ、畳に火を燃えて移らせそのまま放置した。という内容。


「最近の若者は・・」などとよく耳にしますが、今も昔もこういう人はいたのですね。

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# by airoku-fukusuke | 2015-07-26 09:00 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 25日

たとう紙


たとう紙(衣類などを包む紙)。


外側。
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内側。
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厚紙に当時の使われなくなった和紙がベタベタと貼られています。

その和紙の朽ちた佇まいが美しい・・・。と思う僕はやっぱり変態でしょうか。



その中の赤い部分をよく見ると、絵が描かれたマスが幾つもあり、中央には「上」の文字。

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明治24年1月10日印刷の双六でした。なんかこういうのを見つけるのも楽しいですね。

これも日常にまったく役に立ちそうにない「あいろく」の定番、「無用なもの」。

言わばゴミ同然のものですが、店内ではこれから大活躍の予感がします。



とりあえず今はこんな感じ。

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今後、他にどういった使い方があるか考えるのも楽しいものです。







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# by airoku-fukusuke | 2015-07-25 08:22 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 24日

アイスクリームガラス


アイスクリームガラス(昭和20年代くらい)。

これまた新入荷。

細かい気泡がたくさん入って綺麗です。そして深い緑色がシブい佇まい。


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細かい気泡が見えやすいように、近くからライトを当てて撮影しております。

実際に室内で手に取ると、もう少し深い色に見えると思います。


これに「あいすくりん」を盛ってみると、透明のガラスに盛った時よりキリッと落ち着いた雰囲気に。

ひょっとしたら、同じ「あいすくりん」でも、ガラスが変わると味も変わるかもしれませんね。



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# by airoku-fukusuke | 2015-07-24 07:48 | 昭和レトロ | Comments(0)
2015年 07月 23日

赤ちゃん人形


赤ちゃん人形(体長約2cm)。

これも新入荷。

「あいろく」で唯一のアメリカのものです。


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おむつは4色。

とても小ぶりですが、ある程度数があると迫力もあります。顔も少し怖いですし。

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# by airoku-fukusuke | 2015-07-23 07:38 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 22日

ガラスの菓子型


ガラスの菓子型(昭和初期・直径約5cm)。

たった6個ですが、久々に入荷できました。


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ある所にはあるのでしょうが、気のせいか最近見かけなくなくなりました。

開業当初はまだ数があり、一般の方が「小物入れに」。カフェの店主の方が「備品に」。など

「あいろく」の中ではとても珍しい売れ線商品だったと思います。



久々の入荷だったので少し嬉しくなり、紹介してしまいました。



余談ですが、最近うちの「ふくすけ」が、よくゴキブリを食べています。

この1カ月で3度目撃しましたが(通算だと4度)、何度見ても、なかなかの衝撃です。

どうにかならないものでしょうか。


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# by airoku-fukusuke | 2015-07-22 08:07 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 21日

落ち武者キーホルダー


元は可愛らしい少女キーホルダーだったのでしょうが、今となっては落ち武者のように・・・。


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御覧の通り毛髪が哀れな状態に。でもそこに愛くるしさを感じます。

そして「あいろく」の店内では逆にこの哀れさが活きます。


近い将来の自分を見るようで放っておけません。






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# by airoku-fukusuke | 2015-07-21 09:00 | 昭和レトロ | Comments(0)
2015年 07月 20日

瓦面子


昨日に続き顔シリーズ。

瓦面子。子供の玩具「メンコ」のルーツになったものです。

江戸時代から「泥面子」というものがあったらしいですが、「瓦面子」はその一種でしょうか。


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調べてみると「泥面子」は、泥を人面や家紋、動物等に型抜きして素焼きしたもので、その用途は諸説あるようですが、

その中の一つに「農作物の五穀豊穣を祈願して田畑に撒かれた」とあります。

それを子供たちが田畑から拾い出して遊び始め、江戸末期に流行したそうです。

(遊び方はいくつかあるようですが、ここでは省略します。)



時代が明治に入ると、その材質が鉛、木、紙に変わっていったそうです。



現在ではオブジェ、もしくは重石。くらいの用途しかないのでしょうが、

かつては子供たちの玩具として大活躍してたんですね。鼻がもげているのはその証か・・・











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# by airoku-fukusuke | 2015-07-20 09:00 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 19日

石の顔


材質は石で、アフリカのものらしいです。

元は全身あったのでしょうが、「顔」のみです。

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個人的には相当お気に入りなのですが、これまた6年程「あいろく」店内に居座っています。

以前にも書きましたが、こういう物はいつまで居座られても苦になりませんね。






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# by airoku-fukusuke | 2015-07-19 09:00 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 18日

くまのぽんた


仔熊の人形。

100年くらい前のドイツ製らしいです。

なぜ「ぽんた」かというと、「あいろく」に度々ご来店される男勝りな女性のお客様 Oさん が、こう呼び出した

のが起源です。それ以来、僕の中でも「ぽんた」で定着しています。


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なぜかうつ伏せで、毛も抜け落ち、下顎も裂けています。そして気のせいか目が潤んで見えます。

この哀れな姿が愛らしく4年程前に購入しました。

現在も「あいろく」店内の古いブランコの上で相変わらずうつ伏せになっています。
















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# by airoku-fukusuke | 2015-07-18 09:00 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 17日

白磁湯呑


白磁湯呑(李朝後期)。

元の用途は盃かもしれませんが、「あいろく」では専ら湯呑として日々使用しています。




ぽってり分厚く、小ぶりですが、ずっしり重さがあります。

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高台はこんな感じ。

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手のひらに収まるサイズ。

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小ぶりですが、口がすぼまっているので、なんとか抹茶も点てる事もできます。(画像は冷抹茶)


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これは今年の1月。京都に行った際「李朝喫茶 李青」で購入したもの。

持ち帰ってみると、とても使い勝手が良くて、日が経つにつれ、どんどん愛着も湧いております。

単に水や白湯を飲む時にも、ついこれを手にとってしまいます。









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# by airoku-fukusuke | 2015-07-17 09:00 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 16日

自家焙煎きなこ


自家焙煎と言ってしまうと大げさに聞こえますが、要は大豆を炒って、挽いたもので、

少々面倒ではありますが、誰にでも僕にでも作れるものです。

自家焙煎を始めたキッカケは、俗に言う良い意味での「こだわり」ではなく、自作をしないといけない状況になったためです。




このきなこ、「あいろく」では「くずもち」にしか使っていません。

他で買ったきなこを使うと量が多いため、時間経過で風味が落ち、使いきれないまま大半が無駄になってしまいます。

なので、風味が落ちる前に使いきれる分量を自作しようと思ったのが「自家焙煎きなこ」のキッカケでした。




大豆を炒って。

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薄皮を剥いて。

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挽いて茶漉しで漉します。

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できあがり。




余談ですが。うちの実家の猫の名は「きなこ」です。







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# by airoku-fukusuke | 2015-07-16 09:00 | 喫茶 | Comments(0)
2015年 07月 15日

純プリン


「純プリン」。300円。

洋菓子屋さんや百貨店などで販売されているような、いわゆる高級な「なめらかプリン」ではありません。

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プリンの容器 : 昭和初期くらいの氷ガラス。




なぜ「純」なのかと言うと、シンプルな材料(牛乳、卵、黒糖粉)で作ったシンプルなどこか懐かしい蒸しプリンなので、

単に雰囲気で、頭に「純」と付けてみました。



僕はここ十数年、仕入れ兼観光で京都に行くことが多く、そこで度々立ち寄る老舗喫茶店「スマート珈琲」。

ここで出されている「自家製プリン」。これがまた、ごくシンプルな昔ながらのもので、大好きです。つい注文してしまいます。

俗に言う「逆に新鮮」というのでしょうか。



比較するのは大変おこがましいのですが、このプリンを「あいろく」でも出せたら、という思いで作り始めて2年。

(開業当初2008年からこれを提供したい思いだけはあったのですが・・・)

今では「あいろく」の定番になりつつあります。(気のせいかも)



度々ご注文いただくお客様にも、この「逆に新鮮」を感じて下さっているようで、とても嬉しい思いです。



ほんとうにシンプルなプリンなので、当然「衝撃のうまさ」は全くありませんが、

興味がある方は一度お試しくださいませ。



あと、スマート珈琲の「自家製プリン」をご存じの方に一言。

この「純プリン」はスマート珈琲のものよりも一回り小さいです。










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# by airoku-fukusuke | 2015-07-15 09:00 | 喫茶 | Comments(0)
2015年 07月 14日

糊瓶


これはヤマト糊の瓶です。(大正~昭和初期)。

高さ3.8cm。直径5cmの小ぶりです。


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現在の製品はプラスチック容器ですが、当時はこんなに綺麗なトロトロのガラス容器だったんですね。

物が溢れて贅沢な現代ですが。こういう昔の製品を見ると、不思議なもので逆に当時の方が贅沢だったのだ、と感じます。




窓際の外の光に当てると、とても美しいです。

「美しい」という表現は大変照れくさいのですが、古道具の良さを表現するのには欠かせない言葉なので、

これからも、ちょくちょく使わせてください。



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このガラスと金属の組み合わせも良いですよね。


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よくお世話になっている美容室「RICE」の店主 Oさんが2年前くらいに、これの一回り大きい物をお買い上げ下さいました。

お茶をされる Oさん は「RICE」で時々開催されるお茶会で、

この瓶を「棗(なつめ)」に見立てて使われると言われてました。



このように Oさんは「物の肩書」にとらわれず自由な目で物を選んでくださいます。

そして「あいろく」で選んでいただいた物がお茶席や普段の営業時に生かされていると思うと

とても嬉しい気分になります。








































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# by airoku-fukusuke | 2015-07-14 09:00 | 古道具 | Comments(0)
2015年 07月 13日

古い新聞


今月、喜劇王チャップリン関係の映画が公開されると何かで聞いたので、この新聞記事をご紹介。


大阪朝日新聞(昭和7年5月19日木曜日 号)
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これにこんな記事を見つけました。


「天ぷらに喜ぶチヤプリン」


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昭和7年の新聞なので画質が悪く、なおかつシワも多いので見えにくいと思いますが。

この真中の男性がチャップリン。

僕なんかが知るあの「ちょび髭」の姿とは随分印象がちがうので、最初に見つけた時は少し驚きました。



書かれている記事の内容をザックリと説明すると。



滞京中のチャップリンが晩餐会に招かれ、当時の日本の名士の方や一流どころの女優さん達と楽しんだというもの。

天ぷらを頬張り、鮪と穴子のお寿司を真面目くさって食べた後、

徐々に陽気になり、女優さんたちとダンスを始め、23時過ぎまで踊りぬいた。」という記事でした。

新聞記事で「真面目くさって」という表現を使っているのも、個人的にはどこか新鮮さを感じました。



当時から外人さんにはまず 「すし」 「てんぷら」 というのが定番だったんですね。



「あいろく」店内の喫茶席横に、この他にも古い新聞が数枚ございますので、興味がある方はご覧くださいませ。

僕自身も全部隅々まで読んでいないので、何か面白い記事を見つけた際は逆に教えてください。




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# by airoku-fukusuke | 2015-07-13 09:00 | 古道具 | Comments(0)