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あいろく

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2015年 08月 15日

はなたれ子ぞう 


はなたれ子ぞう。(昭和32年度 卒業記念文集より)


昭和32年度の卒業生(12歳)ということは、終戦の年にお生まれの方々の文集です。


はなたれ子ぞう _e0350308_73522.jpg


その中から「はなたれ子ぞう」という作文をご紹介。

はなたれ子ぞう _e0350308_735295.jpg
次ページにつづく。

はなたれ子ぞう _e0350308_735255.jpg
この方の小学校一番の思い出が「鼻を垂らしていた事」だとしたら、たいそうボンクラ小僧だったのかな。

と思いきや、人生で本を2冊しか読んだことのない、文章力の欠けらもない僕から見ると、

とても上手な文章に思います。


文章の組み立て方や表現など。

特に、止めどなく垂れてくる「鼻水」のことを「うどん」に喩えているあたりや、

今となっては耳にする事が無くなった「ちりし」。

服の袖がピカピカになり、新しい服みたいになる。

などの表現が、個人的には癒されます。



今時はもう、こんな「はなたれ小ぞう」はいないと思います。

僕が子供のころはどうだったか・・・。考えたところ、かろうじて一人いた事を思い出しました。


30年程前、小3~4年時の「ヨネ」というあだ名の同級生。

この「ヨネ」は、とにかく毎日、毎日惜しみなく鼻を垂らしてました。

偶然ですが、珍しく「ヨネ」が「垂らしてない」日があり、ほんとに偶然ですがその日、

台風だったかは記憶が定かではありませんが、大雨が降りました。

その日から「ヨネ」が「垂らしてない」日は天気が荒れる。

と、「ヨネの鼻水予報」がクラス内に生まれました。



今回の「ヨネ」や、先日の「算数ノート」を紹介した時に書いた「起定先生のスジヒキ」など、

僕は「魂を売り」、ブログを始めましたが、これを始めた事で、

そして「古道具」を通してこのブログを書く事で、

こんな忘れていた昔の記憶を掘り起こす事ができてます。←これはなかなか心癒されます。
         ↑
(人によって、特に戦時中の「物」などは嫌な記憶を蘇えらせてしまう事もあると思いますが・・・)

「古道具」にはこんな効力もあるのだな。と改めて感じます。




















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by airoku-fukusuke | 2015-08-15 08:57 | 昭和レトロ


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