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2015年 09月 18日

武骨な荷袋


武骨な荷袋。


大変「武骨」な雰囲気の布。

それもそのはず。これは呉の軍港で使われていた荷袋だそうです。


武骨な荷袋_e0350308_7253184.jpg
袋の口部分が三角に縫われています。

太い糸で縫い合わせており、いかにも頑丈そうで、それが良い雰囲気。

武骨な荷袋_e0350308_7253137.jpg

そして「布もの」恒例?の個人的に大好物の「繕い」もちらほら。

武骨な荷袋_e0350308_7253189.jpg
武骨な荷袋_e0350308_7253133.jpg
すでにここまでの写真でお気づきの方もいらしゃるかもしれませんが。

縫い合わせ部分が斜めになっています。


武骨な荷袋_e0350308_7253127.jpg
これは細長い布を螺旋状に縫い合わせてあります。(トイレットペーパーの芯の要領)

この縫い方が更に良い風合いを醸し出しているように思います。


おそらく材質は「綿」だと思いますが、結構分厚くゴツいので「帆布」のような雰囲気です。

さすがに軍港で耐え抜いてきたもの。

見た目よりも機能。それ故の「武骨」で「朴訥」とした佇まいが逆に惹かれてしまいますね。


「見た目よりも中身」この「荷袋」を見習いたいものです。



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# by airoku-fukusuke | 2015-09-18 08:12 | 古道具
2015年 09月 17日

李朝の婦人靴


李朝の婦人靴。(1800年代)


李朝の婦人靴_e0350308_7334275.jpg

靴底には鋲が打ってあります↓。

李朝の婦人靴_e0350308_7334318.jpg

これも昨日と同様に半ば強奪品?

この「李朝の婦人靴」は今年1月に京都の李朝喫茶「李青」にて購入したもの。

「李青」の店内には李朝の工芸品なども販売されています。その中で値札が貼られず棚下の奥のほうにひっそりと置かれていました。

これは「売り物でないか、もしくは売りたくないものなのだろう」と自分なりに納得。

「ピビンパ」を美味しくいただき、そして「版木」だけを購入してひとまずその日は帰りました。(この版木は以前当ブログで紹介したもの)


翌日、午前中に北野天満宮の「天神市」を満喫した後、どうしても脳裏に浮かぶのがあの「李朝の婦人靴」。

このまま帰ってしまうと絶対に後悔すると思い、再び「李青」へ。

韓国の伝統茶と「韓国餅」を美味しくいただき、勇気を出して売り物なのか尋ねてみたところ、少し「・・・」と間が空いたのですが、値段を提示してくださいました。

「これは李朝の婦人靴です。本当は美術館などにあっていいものなんですよ」と店主。

「李青」の店主の方が言われるのであれば間違いないのだと思います。

おそらく店主さんの本心は「なるべく売りたくはないのだろうな」と察しつつも昨日の「石膏板」と同様に強奪してしまいました。

「李青」さん(快く?)譲ってくださりありがとうございます。


あと、ついでになってしまいましたが、今回初めていただいた「ピビンパ」。最高に美味しかったです。














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# by airoku-fukusuke | 2015-09-17 08:24 | 古道具
2015年 09月 16日

重宝しそうな石膏板


重宝しそうな石膏板(45cm × 65cm )。


新入荷です。

昨日の「哀れな雛人形」の背景に写っていました灰色の「板」をご紹介。

重宝しそうな石膏板_e0350308_7253446.jpg
簀の子状の板に「石膏板」が貼ってあるものです。

この「石膏板」には元々脚がついていたらしく、小学校でポートボールの台に使われていたそうです。

何百回、何千回かも分かりませんが、とにかく多くの児童に踏まれ続けた結果、白い「石膏板」がこのような

何とも言えない良い風合いに。

重宝しそうな石膏板_e0350308_7253473.jpg
これぞ「無作為の美しさ」だと思います。



この「石膏板」は数日前に、福岡県田川市の古道具店「nibbles」さん(以下nさんとする)より購入(半ば強奪)したもの。

「n」さんはこれを甚く気に入っていたらしく、なるべく人目に触れぬよう隠すように置いてありました。


「n」さんも僕と同じく、「自分が好きなもの」しか取り扱わない古道具店です。

その中でも特に気に入ったものが売れていくことの嬉しい半面の淋しさは痛いほど分かっているつもりですが、しかしそこは容赦なく強奪させていただきましたことをお許しください。

「nibbles」さん(快く?)譲ってくださりありがとうございました。


これからも「敷物」に「お盆」に「壁掛け」にと重宝しそうです。
















# by airoku-fukusuke | 2015-09-16 08:31 | 古道具
2015年 09月 15日

哀れな雛人形


哀れな雛人形。

新入荷です。


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哀れな雛人形_e0350308_7334995.jpg
哀れな雛人形_e0350308_7334997.jpg
おそらく元々はこの上に「立派な着物」が着せられていたものと思います。そして髪もあったはずです。

それがどういう訳か着物が剥がされ、髪も抜け哀れな状態に。



しかし写真を見て分かるように、明治~大正期の教科書やノートの切れ端、厚紙などで丁寧に設えてあり、

これが個人的には「ツボ」にはまりました。


かつて着ていたであろう「立派な着物」が剥がされたことでこの「ツボ」が表面化し、哀れではありますが逆に良い雰囲気を醸し出しているように思います。

哀れな雛人形_e0350308_7334954.jpg
いつ、何処で、誰がやったことかはわかりませんが、今となっては「立派な着物」と「髪」を剥がしてくれた方に感謝ですね。









# by airoku-fukusuke | 2015-09-15 08:10 | 古道具
2015年 09月 14日

お猿の指人形


お猿の指人形。


新入荷です。


お猿の指人形_e0350308_7401576.jpg
お猿の指人形_e0350308_7401529.jpg
下顎と鼻の穴部分の皮膚(布)が破れています。それ以外にも耳や掌なども弱っています。

手に取る際も丁寧に首を支えるように持ってあげねばなりません。

なので本来の指人形としての役割は終えているものと思います。

そんなところに哀愁を感じますが、しかしこの「お猿」には、まだまだ「用」があります。




ひとまず喫茶部門で敷物(コースター)に見立ててお客様に供する事になりました。

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お猿の指人形_e0350308_7401525.jpg
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珈琲カップをお腹に乗せられている姿は、「人生の何もかもを投げ出してしまったかのよう」に見えてしまいます。

根暗な僕が見るから「負」の雰囲気を感じてしまうだけかもしれませんが、

朗らかで明るい方が見ると、もっと違う様子に映るのかもしれませんね。


こういう使い方でお客様に喜んでいただけるなら幸いです。












# by airoku-fukusuke | 2015-09-14 08:31 | 古道具
2015年 09月 13日

李朝の明器 + ボロ地図


李朝の明器(中期頃 高さ4.5cm)。



明器 : 人が亡くなった時に一緒に埋葬する副葬品のこと。

李朝の明器 + ボロ地図_e0350308_7383835.jpg

ちょこっと一輪挿しに重宝してます。

お花を活けるセンスがない僕なんかには「簡素な一輪挿し」。これに限ります。

コロンとした、ポテッとした「韓国のやきもの」の佇まいについ惹かれてしまいますね。



*背景に写っているのは明治期の何処のものだか分からない地図です。とても柔かい和紙です。*



昨年の「星鈴音」での企画展の際、フランスの方が「これは美しい!」と感動し、1枚即購入して下さりました。

気に入ったものが売れていくのは淋しいのですが、「塵同然」と言ってもいいこの「ボロ地図」に対し

「美しい」と感動してくれる方が居てくれることに大変嬉しく思いました。









# by airoku-fukusuke | 2015-09-13 08:19 | 古道具
2015年 09月 12日

本日お休みします + 少し値下げ


本日12日(土)仕入れのためお休み致します。


そしてミルクピッチャー。少し値下げしてます。

本日お休みします + 少し値下げ_e0350308_7264646.jpg


# by airoku-fukusuke | 2015-09-12 07:28 | 古道具
2015年 09月 11日

のらくろ


のらくろ。

昭和44年に発行された「のらくろカラー版完全復刻 全10冊」です。

本とじ箱入りで、しかも布表紙。高級感のある作りです。

そのまま店内に置いておくだけでも絵になりそう。


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のらくろ_e0350308_6595813.jpg
これも喫茶席横に設置してますので、ご自由に閲覧くださいませ。

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# by airoku-fukusuke | 2015-09-11 07:23 | 昭和レトロ
2015年 09月 10日

道具箱


道具箱。(高39cm×横38cm×縦25cm)  


茶道具箱でしょうか。昭和時代くらいか、そんなに古くないものと思います。


道具箱_e0350308_7521045.jpg
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御覧の通り、前面の蓋は木の「節」部分で作られてます。

そして更に・・・・。



まずは上面。

道具箱_e0350308_7521038.jpg

右面。

道具箱_e0350308_7521033.jpg

左面。

道具箱_e0350308_7521091.jpg

最後に底面。

道具箱_e0350308_752103.jpg

という具合に、背面以外はすべて「節」部分で作られています。


おそらくこの「道具箱」の元の持ち主が、「唯一無二の自分だけの道具を持ちたい。」

という願望で、敢えてこういう風に作らせた(もしくは自作)ものなのだと思います。



僕個人的には、このような明らかに人の「作意」を感じるものには普段は惹かれないのですが

この「道具箱」に関してはなぜだか面白いと感じてしまいました。



この「道具箱」に使われている木の材質については、以前に門司在住の木工家具職人、

愛称「Mたん」こと「M谷」さんに聞いたのですが忘れてしまいました。

「Mたん」がまた来店された時にでも確認しようと思います。申し訳ありません。
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# by airoku-fukusuke | 2015-09-10 08:31 | 古道具
2015年 09月 09日

厚紙


厚紙(昭和17年)。←26.5cm×21.5cm×厚さ3mm


単なる厚紙ではありますが雰囲気が良く、個人的には気に入ってます。

この厚紙はボロボロになった昭和17年のアルバム(写真帳)の表紙の装飾を剥がしたものです。


厚紙_e0350308_7444431.jpg
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右下にうっすらと2602年と見えますでしょうか?

この皇紀2602年というのが昭和でいう17年のことです。


西暦はキリストが誕生した翌年から数えた紀元法ですが、この皇紀は日本だけの紀元法で、

初代天皇の神武天皇が即位した年を紀元としたものだそう。


水木しげるさんの自伝漫画に記載されてましたが、昭和15年に皇紀2600年の式典のようなものが行われたそうですが、

それ以降は行われていないそうです。



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# by airoku-fukusuke | 2015-09-09 08:08 | 古道具
2015年 09月 08日

銅のやかん


銅のやかん(時代:大正くらい?。容量:満水で900cc)。


丸みのあるコロンとした形が愛嬌を醸し出しています。


銅のやかん_e0350308_7354622.jpg

以前、京都「開化堂」の女将さんに「銅や真鍮など金属は手のひらで撫でまわすと馴染んでくる」とお教えいただいたように、

何時間も撫でまわした結果、入荷時よりもだいぶ艶が出てきました。まだこれからも、時々は撫でまわしてやろうと思っております。



内側も湯を「煮沸→捨てる」を何度も繰り返すことで使用可能な状態になってます。

現在は「炒り立ての焙じ茶」をご注文いただいた際に、焙じ茶の2煎目(2杯目)をこの「銅のやかん」で供しております。







# by airoku-fukusuke | 2015-09-08 08:01 | 古道具
2015年 09月 07日

本日休みます。 +  ふくすけの現状


本日9月7日(月) 誠に勝手ながらお休み致します。



そして「ふくすけ」の現状報告を。


昨年の10月頃「ふくすけ」の体重は8キロに達しておりました。

時を同じく膀胱炎になってしまい、病院に連れて行ったところ、今後再発させないよう体質改善のための、

それと同時に肥満対策も兼ねた「カリカリごはん」を食べさせることになりました。

その甲斐あって、ゆっくり半年をかけ見事1キロのダイエットの成功。

その後も体重は7キロで安定しており、一安心。


しかし読んで字の如く、まさに一安心。

最近久しぶりに(2~3カ月ぶり)測定をしたところ、体重は8.3キロに増量しており、見事なリバウンドにも成功。


ごはんの量は変えてないのですが・・・。

この夏ゴキブリを食べ過ぎたのでしょうか。

とにかく太ろうが痩せようが、ゴキブリやダンゴ虫を食べようが「ふくすけ」の愛くるしさは健在です。


「ふくすけ」の現状報告でした。

本日休みます。 +  ふくすけの現状_e0350308_985588.jpg



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# by airoku-fukusuke | 2015-09-07 09:40 | ふくすけ
2015年 09月 06日

茅葺屋根用の木槌


茅葺屋根用の木槌。


茅葺屋根を叩いて締める際に使った道具だそう。

持ち手の棒はありません。

役目を終え隠居生活に入ったような風格、佇まい。


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「あいろく」では時々場所を変えながら「オブジェ?」として活躍中。まだまだ役目は終わっておりません。



# by airoku-fukusuke | 2015-09-06 07:48 | 古道具
2015年 09月 05日

「佇まい」 + 明日は通常営業。


「佇まい」 + 明日は通常営業。


僕がお世話になりっぱなしの、「ガレリア星鈴音」さんより「佇まい」という本が届きました。


この本は日本の6人の工芸作家の方々によってパリで行われる展覧会「佇まい」展に合わせて出版されたものです。


・安藤明子さん
・安藤雅信さん
・岩田圭介さん
・岩田美智子さん
・辻和美さん
・三谷龍二さん

という豪華な顔ぶれに加え、坂田和實さん土田真紀さんの執筆もあります。


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「佇まい」 + 明日は通常営業。_e0350308_7434970.jpg



「あいろく」喫茶席横に設置してありますので、珈琲でも飲みながらゆっくり閲覧くださいませ。

尚、販売も致しておりますので(1部 1000円)ご興味おありの方は是非。



当ブログでも古道具の説明をするにあたって、何度か「佇まい」という言葉を使ったことがありますが、

個人的にはなんとなく好きな言葉の1つです。


「珈琲でも~」などとサラッと宣伝を挟んでしまい申し訳ありませんでした。

強制ではありませんので、「飲みながら」でなくてもご自由に閲覧ください。




もうひとつ業務連絡。明日6日(日)は通常営業致します。

# by airoku-fukusuke | 2015-09-05 08:12 | 業務案内
2015年 09月 04日

外から見た店内


外からガラス越しに見た店内(9月上旬18時40分くらい)。


いつもより増して画質が粗いですが。

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外から見た店内_e0350308_744212.jpg

陽が落ちるのが早くなってきました。

実は「あいろく」の店内は外が明るい日中よりも、日没後の方がおすすめかもしれません。

日中は外光が入り、全体がなんとなくぼやけて映りますが、夜はそれがなく店内全体と古道具ひとつひとつが

幾分くっきり浮かび上がるように映ります。


「あいろく」は19時閉店のため、日没後の営業時間は極めて短いので、何十回とご来店された事のある方でも

この時間帯の店内を知る方は少ないと思います。


興味がある方は日没後のご来店を一度お試しくださいませ。














# by airoku-fukusuke | 2015-09-04 08:21 | 古道具
2015年 09月 03日

9月のお休み予定(未定)+ けしごむはんこ


 * 9月6日(日) : 仕入れのためお休み予定(未定)。

 * 9月12日(土) : 仕入れのためお休み予定(未定)。

 * あと9月下旬に2日程お休みする予定です。


尚、天候により仕入れを取りやめることがあります。その際は通常営業致しますので当日までにお知らせ致します。



ついでにけしごむはんこ。

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「はやくホセと戦わせろ!と段平さんに食ってかかるジョー」はんこ。

段平さんの上着のブツブツを彫るのに、けっこう時間を費やしました。






# by airoku-fukusuke | 2015-09-03 08:24 | 業務案内
2015年 09月 02日

天神様?


天神様?(時代 産地不明)。


木彫りの天神様みたいなもの。
天神様?_e0350308_7355892.jpg


背面↓。


天神様?_e0350308_735586.jpg

以前紹介しました「大黒様」「木彫りの?」と同様に、

この「天神様?」も当時の庶民が木のコブの部分を彫ったものと思います。



これも毎度ながら「無用」で「不完全」で「何でもない」ものですが、

これが僕にとっては「ツボ」であり、大変ありがたがっております。



これからもガンガン「無用」なものを紹介していきたいと思いますので、どうかお付き合いくださいませ。




# by airoku-fukusuke | 2015-09-02 07:59 | 古道具
2015年 09月 01日

半纏の中綿 = 「無用の用」


半纏の中綿 = 「無用の用」。


昨年の春「第一回 京都古道具市」にて購入した「半纏の中綿」のみ。

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半纏の中綿 = 「無用の用」_e0350308_7354484.jpg



日常に何の役にも立たない「無用」なものと分かっていながらも迷わず購入しました。

これを繰り返すことで店内には「売れスジ」から外れた商品ばかりが増えてしまっています。

しかしこれは「自分」にとって、「あいろく」というお店にとっては必要なものです。



最近深く印象に残った言葉があります。


「無用の用」。

数か月前にNHKの番組で、この言葉が取り上げられていました。


「無用の用」 = 何を用とするか。

*世間的な価値とは別の在り方がむしろ命にとっては大事。世間的には「無用」に見えても大きな「用」があるのでは。*

というものでした。この「半纏の中綿」は正にそれです。


「あいろく」にあるものは半分以上が「無用」なものです。

もっと言えば「あいろく」というお店自体が、世間的には「無用」なものだと思います。



しかし僅かながら、こんなお店にも「用」を感じ、何度もご来店くださる方はいらっしゃいます。

普段口には出しませんが、こういう方に本当に精神的に支えられております。感謝しております。



この「無用」なお店に「用」を感じてくださる方が、少しずつでも増えてくれたらと願っております。

























# by airoku-fukusuke | 2015-09-01 08:42 | 古道具
2015年 08月 31日

たのきんカレンダー


たのきんカレンダー(明星 昭和56年9月号 付録)。


7月下旬から8月31日までの日めくりカレンダーです。

当時の学生さんの夏休み向けのものでしょうね。

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マッチが腕を吊っています。

シングル「ヨコハマ・チーク」の時に、マッチが腕を吊った状態で歌っていたのをテレビで見た記憶があります。

間違っていたらすみません。


どうでもいい話で申し訳ありませんが、僕が物心ついて初めて好きになった芸能人がマッチです。

「ブルージーンズメモリー」を歌う姿を見て、シビレていた幼少期でした。

でも現在は断然トシちゃん派です。




という訳でこのカレンダーの中から一枚。

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トシちゃんが着ておられる「つなぎ」の服の胸に「チョコレートケーキ」と書いてあるのが気になりました。

グリコ・アーモンドチョコレートのCMをされていたので、その関係のものでしょうか?




今日は8月31日。

「古道具喫茶あいろく」の「魂」を売った夏が終わります。

これからも、できる限り自然体で頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します。




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この日めくりカレンダーの最終ページです。↑



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# by airoku-fukusuke | 2015-08-31 08:18 | 昭和レトロ
2015年 08月 30日

古い写真


古い写真(明治40年代)。


写っている皆さんの身なりからして海軍関係でしょうか。


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紙が剥がれ落ちてますが裏面に「明治四十~」と書いてあります。

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そして個人的に少しだけ気になるのが、右下に写っているこの方↓。

古い写真_e0350308_756260.jpg


接点はなかったのですが、この方にそっくりな同級生がいたような覚えがあります。それだけです・・・。




普通の写真も明治くらいのものになると美術品のように見えてしまいす。(これも飽く迄個人的には)

今回の写真だけでなく、他の明治期のものを見ても撮影される側の「気合」が違うように思います。

気軽に撮り放題の現在とは違い、写真撮影には「特別なもの」があったのだろうな・・・。と感じます。



僕は多くの古い写真を見てきた訳ではありませんので、目に入った数枚が、偶然このような「気合」を感じるものだったのかもしれません・・・。ご了承くださいませ。



















# by airoku-fukusuke | 2015-08-30 08:41 | 古道具
2015年 08月 29日

かわいそうなぞう


かわいそうなぞう。(身長6cm 体長10cm 体重329g)


新入荷です。

東南アジア系。材質は真鍮だと思います。

首輪をしており、首元にはベルもぶら下げております。

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このバランスが悪い体型から見て、仔象でしょうか。

胴体の大きさに比べ、脚が細いように思います。

個人的には、その不格好さが好きな点でもあります。


そして最も惹かれる点がこれ↓。

かわいそうなぞう_e0350308_7174045.jpg
この何とも愛くるしい後ろ姿です。(飽く迄も個人的な視点ですが)




とても愛くるしい「仔象」なのですが、なぜ今回のタイトルが「かわいそうなぞう」なのかというと、

かわいそうなぞう_e0350308_7174089.jpg
まず右後ろ脚がえぐれていたり。




かわいそうなぞう_e0350308_7174091.jpg
物騒な表現で申し訳ありませんが、腹部に二か所、銃弾を受けたような大きな傷(穴)。

その他小さな傷も多数あり、痛々しく物悲しさを感じるためにこのタイトルになりました。

「物悲しさ」に「愛くるしさ」が相まって、より一層「かわいそう」感が増すと同時に愛着も湧いてきそうです。


















# by airoku-fukusuke | 2015-08-29 08:04 | 古道具
2015年 08月 28日

マツダランプ


マツダランプ(東京芝浦電気)。


1962年から「東芝ランプ」に商品名が変わったらしいので、それ以前の白熱電球です。

東芝はすでに白熱電球の製造販売を止めてしまっているので、淋しいですね。

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マツダランプ_e0350308_20122127.jpg
これは7年前に、1箱25個入りのものを計2箱購入しました。

1箱分はバラ売りし、何個かは実際に店内で使用していました。

使用してみた印象は、現在売られている物よりも光がやわらく優しかったように思います。


そしてもう1箱は、「使う」も「売る」も何かもったいない気がして、保管したまま7年が経過しております。



僕が「魂」を売って間もないころ(このブログを始めたころ)に「木彫りの?」というものを紹介しました。


その記事に、6年前の年明けにご来店された金沢の美大生(当時)の男性が「木彫りの?」に深く興味を

示していた事を記述しましたが、この「マツダランプ」のパッケージデザインがお気に召したようで、

記念に1個購入して下さった事も思い出しました。


その記事にも書きましたが、彼は今頃、何処でどう過ごしているのでしょうか。



話は変わりますが、「マツダランプ」の使用済みパッケージが2枚残っているので、

とりあえず「鉛筆たて」に見立てて使用しております。

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# by airoku-fukusuke | 2015-08-28 08:00 | 昭和レトロ
2015年 08月 27日

防空セード(電気傘)


防空セード(電気傘)。


戦時中の電気傘です。

傘と蛇腹部分は紙で、真中の電球が触れる部分はブリキです。

紙製なので金属が不足していた太平洋戦争末期のものでしょうね。


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通常時。↓

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これ以外の店内の照明を落としてみたらこんな感じ。↓

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この電気傘には蛇腹が付いていて、非常時にはこうなります。↓

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そして再びこれ以外の照明を落とすとこんな感じ。↓

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左上の辺りに明かりがもれているのは、蛇腹が少し裂けてしまっている為です。



白熱電球の明かりはLEDなどと違い、温かみがあって良いですよね。←表現がありきたりですみません・・・。

本当にこのまま白熱電球は無くなってしまうのでしょうか。

なんとか製造は続けてほしいものですね。










# by airoku-fukusuke | 2015-08-27 08:06 | 古道具
2015年 08月 26日

もうひとつ二輪挿し?


もうひとつ二輪挿し?(江戸中期 波佐見?)。


これも新入荷。

昨日同様に一輪挿しならぬ二輪挿し。

そしてこれも焼成の際に何かがくっついて、それを剥がした時にできた穴だと思います。


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もうひとつ二輪挿し?_e0350308_8365595.jpg
ニュウが深くて水漏れがあったので、不細工ではありますが自分なりに繕っております。ご了承くださいませ。



もうひとつ二輪挿し?_e0350308_836552.jpg

口と穴の双方に挿せば「二輪挿し」にできますが、それは何か芸術的センスを問われそうで・・・。

「二輪挿し」とタイトルをつけておきながら、僕には自信がないので「一輪」だけ挿しておきます。


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# by airoku-fukusuke | 2015-08-26 08:57 | 古道具
2015年 08月 25日

二輪挿し?


二輪挿し?(江戸中期 有田)


新入荷です。


「一輪挿しならぬ二輪挿し」。


焼きものどうしが焼成の際にくっついてしまったもので、言わばガラクタ同然のものですが、

何とも言えない哀愁があり、逆に微笑ましくもあり、こういうものについ惹かれてしまいます。


二輪挿し?_e0350308_7485629.jpg


そして裏面。


二輪挿し?_e0350308_7485675.jpg
二輪挿し?_e0350308_7485628.jpg

個人的には、これがちゃんと焼かれた完成品なら興味が湧かないのですが・・・。

不完全が故に湧いてしまいます。

これに共感してくれる方がいたら嬉しいです。










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# by airoku-fukusuke | 2015-08-25 08:13 | 古道具
2015年 08月 24日

珈琲豆と何でもない道具


珈琲豆と何でもない道具。


まず珈琲豆についてのお知らせです。

以前紹介しました「インドネシア マンデリン クイーン」。終了しました。

この「クイーン」ちゃんは僕の意識を少しだけ高めてくれた豆なので、とても感謝してます。



そして現在の豆は「エチオピア モカ ハビーシャ(中深)」に変更しております。

味の特徴は「華やかな香りが強く、しっかりコクもあります。」


あと、今更ですが「あいろく」では「しっかりコク深くて、あっさり飲める。」という珈琲を目指し、心がけて

手網焙煎、抽出に取り組んでいるつもりです。


珈琲豆と何でもない道具_e0350308_735462.jpg


そして焙煎に使う「手網」をご紹介。

珈琲豆と何でもない道具_e0350308_735477.jpg

8年くらい愛用しているので結構年季が入ってきましたが、

これを使うキッカケは、お世話になりっぱなしの「珈琲Chiba]さんからの薦めです。

「Chiba」さんも開業前はこの手網を愛用していたらしく、全面的に「Chiba」さんを信用しきっている僕も

これを使おうと思ったのがそれです。



今回のタイトルにもありますが、これは「何でもない手網」です。

現在は廃番になっていると耳にしましたが、少し前までは普通にホームセンターで売られていたものです。


取っ手部分が弱くて豆の重さに耐えれず一発で、本当に焙煎一発目で壊れた事もありました。

この「手網」は確か3本目くらいですが、それを踏まえ最初から針金で補強をしたところ、

壊れることなく、はや8年程が過ぎました。


気づくと取っ手裏に、珈琲の油がこびり付いて、なんかいい感じ。

珈琲豆と何でもない道具_e0350308_735429.jpg

以前紹介しました「池田壹岐の煤竹茶筅」「長谷川寛州 書 の二つ節茶杓」「開化堂、清課堂の茶筒いろいろ」などの

「由緒ある道具」とでも言いますか(表現があっているか分かりませんが)、

そういう道具を自分なりに大切に使ってきたつもりではおりますが、

今回の「手網」のように「何でもない道具」でも何年も使い続けると「由緒ある道具」にも負けないくらい

愛着が湧いてくるものなのだと気付かされました。



そういう訳で、今回の記事をキッカケに「焼印」を押してあげました。

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あいろくの「六」です。

これで更に愛着が湧いてきそうな気がします。


「何でもない手網」と言ってしまったら、この手網の製造に関わった方々に対して失礼にあたるかもしれませんが、

敢えてそう表現させていただきまいた。すみません。















# by airoku-fukusuke | 2015-08-24 08:39 | 喫茶
2015年 08月 23日

石版


石版。


学校で使われていた石版。現在でいうノートでしょうか。

明治や大正時代が背景のテレビドラマで、たまにこの「石版」が使われている場面を見かけますよね。

以前NHKの朝ドラで、明治時代の田舎の授業風景の場面でも見かけました。



表面。
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裏面。
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石版_e0350308_7384660.jpg
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「黒田洋子」と氏名が書かれてますが、裏面には「クロダマシコ」と書かれています。

この方の当時のあだ名でしょうか。それとも「マシコ」は妹さんの名で、お下がりものでしょうか。

それこそ「朝ドラ」でよく見る、ヒロインに密かに気を寄せる悪ガキのイタズラ書きでしょうか。



とりあえず「あいろく」では毎度ながら、「盆」に見立てて使用しております。

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 白磁の小皿(径10cm) : 有田(江戸末期くらい)。

菓子切り置き(4.8cm×2.8cm) : 顔料のパレット(昭和)。

菓子切り : 坂野友紀さん作。


       











# by airoku-fukusuke | 2015-08-23 07:46 | 古道具
2015年 08月 22日

明日お休みします


明日8月23日(日)、仕入れのためお休みいたします。

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# by airoku-fukusuke | 2015-08-22 07:46 | 業務案内
2015年 08月 21日

畳屋さんの道具と変形茶碗


畳屋さんの道具と変形茶碗。


まずは畳屋さんの道具(24cm×15cm)。

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これは畳を製造する際に使う刃物を収納するための道具だそうです。



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このように輪っかになっていて、ここに刃の部分を挟んで収納したそう。



こういうものはゴミ同然でガラクタに紛れていますので(現にこれも埃塗れでした)、

その中から掘り出し、そして自分にとっての「用」を見つけることが出来た時の気分は格別です。





という訳で「あいろく」では湯呑などの敷物に見立てて使用しております。

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今回の器 : 古唐津(江戸初期)の変形茶碗。


変形してるうえに、入荷時は破損が結構酷かったので、僕でも買えるお値段でした。

自分なりに不細工な修繕を施してますが、超お気に入りのお茶碗です。


このお茶碗は、お客様からもとても良い反応をいただいてます。


自分が選んだものに共感していただけるのは、やっぱり嬉しいものですね。

こうやって少しずつ自信をつけていけたら・・と思います。(過信しないよう気をつけながら)












# by airoku-fukusuke | 2015-08-21 08:18 | 古道具
2015年 08月 20日

種木花咲穏瓦?


種木花咲穏瓦?(9cm×9cm)


何のことかよく分かりませんが、兵庫県三木市にある「大谷寺伽耶院」という天台系の寺院の瓦らしいです。


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「大谷寺伽耶院」について毎度ながら「少しだけ」調べてみたところ、

645年開基。桃山期に羽柴秀吉の三木城攻めにより、また1609年失火により焼失。

現在のものは1646年建立。と、ありました。




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とりあえず「あいろく」では茶托に見立てて使っております。


今回の器 : 八角小鉢。(昭和20年代くらい)  ←航空機内食用に使用されていたもの


これは開業当初から欠かしたことのない「あいろく」の定番商品です。

湯呑として使うと、とても口当たりが良いです。




# by airoku-fukusuke | 2015-08-20 08:01 | 古道具