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2015年 08月 10日

古い習字2


古い習字(昭和12年)。

古い習字2_e0350308_8432348.jpg

以前、梅雨明け時に紹介した習字「梅雨空田うゑ」。

そして今回。共に「坂田友三郎さん」という方の書ですが、

僕自身はこの坂田さんとは全く面識がありません。


先週、たまたまお客様としてご来店されたご夫婦から「坂田さんとお知り合いですか?

私たち友三郎さんの知り合いなんです。仲人をしてまらいました。」

と、まさか知人の方が偶然来られるとは!思いもよらぬ言葉にビックリ仰天でした。


そしてそのご夫婦もまさか若かりしころの友三郎さんの習字や作文がこんな所に!

と、お互い驚いた。という出来事がありました。



お店お通して、そして「古道具」を通して、大小ありますが、驚くような出会いはたまにあります。

その中でも、今回は「大」の方だと思います。


古い物にはこういう力もあるのだなー。と、しみじみ感じます。


「あいろく」には他にも、僕自身面識がない方の「古道具」が多々あります。

またこういう出会いがあれば良いな。と願っております。







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by airoku-fukusuke | 2015-08-10 09:32 | 古道具
2015年 08月 09日

ぞうの花子さん(寫眞週報より)


写真週報(寫眞週報)より、ぞうの花子さん。


まず「ぞうの花子さん」と聞いてピンとくる方も多いと思います。

花子さんはあの有名な絵本「かわいそうなぞう」に登場する三頭の象、ジョン、トンキー、ワンリー、

の中のワンリーの事です。


「かわいそうなぞう」は、上野動物園の象が戦時猛獣処分を受けた実話を元にしたお話です。

ぞうの花子さん(寫眞週報より)_e0350308_7341173.jpg


そして「寫眞週報」とは、1938年(昭和13年)2月~1945年(昭和20年)7月まで

内閣情報部より刊行された戦時下の国民生活を写真によって特集した雑誌。

この誌面に登場する戦時下の日本人の姿は現在では貴重な歴史の証言記録となっています。

ぞうの花子さん(寫眞週報より)_e0350308_7341126.jpg



それをふまえて本日の本題です。

上の写真の「寫眞週報」昭和16年5月28日 第170号に「動物園のお医者様」という特集記事が数ページ掲載

されています。

これは獣医師さんが上野動物園の動物たちを診てまわる。というもの。



その中になんとぞうのワンリー(花子さん)の姿が。

ぞうの花子さん(寫眞週報より)_e0350308_734114.jpg
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この花子さんの幸せそうな表情、丸々太った元気な姿。


「かわいそうなぞう」を読んだことがある方には(少しは)共感していただけると思うのですが、

この誌面が刊行されてから数年後に、絵本に描かれていた、あのような出来事があったのだ。と思うと

感慨深いものがあります。



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by airoku-fukusuke | 2015-08-09 08:20 | 古道具
2015年 07月 29日

古い習字


古い習字(昭和10年)。

昭和10年当時の3年生の書。現在でいうと中学一年くらいでしょうか。達筆です。


古い習字_e0350308_7435565.jpg

九州北部もようやく梅雨明けしそうなので、この書も来年まで見おさめです。

何か夏っぽい書に貼り替えようと思います。







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by airoku-fukusuke | 2015-07-29 08:00 | 古道具
2015年 07月 27日

けしごむはんこ


時が経つのは早いもので、僕が暇つぶしに「けしごむはんこ」を彫り始めて、もう9年になります。

簡単な数字や文字などはよく彫れないのですが、

不思議なもので、自分の好きな絵柄だと何となく彫れてしまいます。

その好きな絵柄の中から一つ。




佐藤プロダクション版「墓場鬼太郎」より。

鬼太郎の両親。

けしごむはんこ_e0350308_7225483.jpg
ちょっとインクが滲んでしまってますが、

個人的には、父親の首元と指先の影の部分が良く彫れたかな、と気に入っています。



ここ数年、特に昨年秋くらいから、今更ですが水木しげるさんのことが好きになってしまいました。

そして水木さんの過去の戦記物を読みたい。と思っていた所に、これを見つけました。




月刊漫画ガロ(1968年5月号)。

けしごむはんこ_e0350308_7484749.jpg
これに水木さんの戦記物の一つ「白い旗」が掲載されていたので、即入荷。

さすがに読み応えがあり、もっと読んでみたくなります。



興味があるかたはご来店の際、どうぞご覧ください。











by airoku-fukusuke | 2015-07-27 08:09 | けしごむはんこ
2015年 07月 26日

古い新聞


九州毎日新聞(昭和2年12月10日 土曜日)。

古い新聞_e0350308_19294860.jpg



この中にこんな記事がありました。

「振られて怒る馬鹿男、放火未遂で御用」

古い新聞_e0350308_19294845.jpg

娼婦に振られた男が癇癪をおこし、火鉢を蹴り上げ、畳に火を燃えて移らせそのまま放置した。という内容。


「最近の若者は・・」などとよく耳にしますが、今も昔もこういう人はいたのですね。

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by airoku-fukusuke | 2015-07-26 09:00 | 古道具
2015年 07月 25日

たとう紙


たとう紙(衣類などを包む紙)。


外側。
たとう紙_e0350308_747011.jpg
            


内側。
たとう紙_e0350308_747065.jpg



厚紙に当時の使われなくなった和紙がベタベタと貼られています。

その和紙の朽ちた佇まいが美しい・・・。と思う僕はやっぱり変態でしょうか。



その中の赤い部分をよく見ると、絵が描かれたマスが幾つもあり、中央には「上」の文字。

たとう紙_e0350308_74704.jpg
たとう紙_e0350308_7484739.jpg
明治24年1月10日印刷の双六でした。なんかこういうのを見つけるのも楽しいですね。

これも日常にまったく役に立ちそうにない「あいろく」の定番、「無用なもの」。

言わばゴミ同然のものですが、店内ではこれから大活躍の予感がします。



とりあえず今はこんな感じ。

たとう紙_e0350308_747017.jpg

今後、他にどういった使い方があるか考えるのも楽しいものです。







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by airoku-fukusuke | 2015-07-25 08:22 | 古道具
2015年 07月 13日

古い新聞


今月、喜劇王チャップリン関係の映画が公開されると何かで聞いたので、この新聞記事をご紹介。


大阪朝日新聞(昭和7年5月19日木曜日 号)
古い新聞_e0350308_824354.jpg


これにこんな記事を見つけました。


「天ぷらに喜ぶチヤプリン」


古い新聞_e0350308_824377.jpg


昭和7年の新聞なので画質が悪く、なおかつシワも多いので見えにくいと思いますが。

この真中の男性がチャップリン。

僕なんかが知るあの「ちょび髭」の姿とは随分印象がちがうので、最初に見つけた時は少し驚きました。



書かれている記事の内容をザックリと説明すると。



滞京中のチャップリンが晩餐会に招かれ、当時の日本の名士の方や一流どころの女優さん達と楽しんだというもの。

天ぷらを頬張り、鮪と穴子のお寿司を真面目くさって食べた後、

徐々に陽気になり、女優さんたちとダンスを始め、23時過ぎまで踊りぬいた。」という記事でした。

新聞記事で「真面目くさって」という表現を使っているのも、個人的にはどこか新鮮さを感じました。



当時から外人さんにはまず 「すし」 「てんぷら」 というのが定番だったんですね。



「あいろく」店内の喫茶席横に、この他にも古い新聞が数枚ございますので、興味がある方はご覧くださいませ。

僕自身も全部隅々まで読んでいないので、何か面白い記事を見つけた際は逆に教えてください。




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by airoku-fukusuke | 2015-07-13 09:00 | 古道具
2015年 07月 10日

スピードパンツ


ここ数回、喫茶の宣伝みたいなことが続いたので、少し古道具に戻ります。

これは6年半前に仕入れた物なので、よくご来店下さる方はすでに目にされていると思いますが。



スピードパンツ。

スピードパンツ_e0350308_894934.jpg
スピードパンツ_e0350308_894998.jpg
なかなかのインパクト。これまた個人的にお気に入り商品です。

これ自体はスピードパンツではなく薄手の紙袋です。

おそらくトレーニングパンツ(略してトレパン)をこの袋に入れて売っていたのでしょう。



基本的に好きなものに理由はないのですが、敢えてなぜお気に入りかと言うと。

昭和の製品には、よく「能書き」が書かれています。商品説明などではなく「能書き」です。

その「能書き」がこれには3つも入っています。

「品質本位」 「実用向」 トドメは 「強い、強いほんとに強い」。

そもそもトレパンに「実用」以外に何があるのか?と思ってしまいます。




前にも「コマ印色鉛筆」の記事を書きましたが、「不完全なおおらかさ」と同様、

そんな昭和の「能書き系」もおもしろくて大好物です。





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by airoku-fukusuke | 2015-07-10 09:00 | 昭和レトロ